「男子厨房に入らず」と言われたのも今は昔。先日、とある有名な大学教授が、定年退職後の男性が料理をするのは、三方どころか全方位良いことだらけ、と言っていました。曰く、
- 女房に先立たれたときの自らの身を助く
- 毎日朝昼晩、3食作らなければならない女房の負担を軽くし、夫婦円満
- 孫に美味しいものを作ってあげると喜び、孫に好かれると誰より自分が喜ぶ
- 料理を作るには、材料はどうしよう… 味付けはどのぐらい… 段取りはどうすれば… etc… 実はもの凄くいろんなことを同時に判断しなければならない。これが脳の刺激、活性化にとても良い
等々、ほとんど良いことだらけだとか。
そんな理由があってか否か、ここ田野畑村でも男子が徐々に厨房に入りつつあるようです。今日はサッパ船観光の基地ともいえる番屋で働く男性陣が、今回の 田野畑流 「おもてなし料理コンテスト&博覧会」に出場すると聞き、その試作・研究会にお邪魔しました。
いきなり、リーダーの佐藤辰男さんが、皆に資料を配っています。
今回の目的および予定料理とそのレシピを発表です。皆、真剣に聞いています。
今年、番屋 サッパ船アドベンチャーを運営する「体験村たのはた」では、田野畑の塩を本格的に製造・販売しようと準備しており、今回のコンテストではそのプロモーションを兼ねて、自慢の塩を活かした料理を披露しようということになったそう。例えば、佐藤さんご自身が去年から畑で蒔いて育ててきたジャガイモ「インカの目覚め」や「インカのひとみ」をサッと油で揚げて、田野畑「番屋の塩」を振りかけると瞬く間にこのウマさ!
この表情は、本気で「ウマ〜〜い!!」と思わなければ出てきません。
他にも「田野畑産 ◯◯ × 番屋の塩」で5品ほど試作していました。いざ本番で、どんな料理が披露されるかは、当日までお楽しみ!
斉藤さんの包丁捌きには、一瞬、目が止まりました。「助っ人の料理人さん??」と思うほど手際よく、みごと3種野菜の浅漬をつくってしまいました。並み居るお母さんたち強豪チームを相手に、この「体験村 塩爺連」がどこまで戦えるのか… ご注目を!
田野畑流 「おもてなし料理コンテスト&博覧会」 概要はコチラ!