今や地域振興の拠点といえるほど、全国津々浦々まで広がった感のある「道の駅」。ここ田野畑にもあります。その1つ「道の駅たのはた」は、思惟大橋コミュニティ公園と産直プラザ思惟大橋、そして「田野畑レディース 虹の橋」の3施設が集合した施設。
ここで今月から新たに考案され、新聞・メディア等でも注目を浴びているのが、「田野畑レディース 虹の橋」による『七色(にじ)まん』。自らの名前「虹の橋」と七色の虹を象徴するように、目に鮮やかな7色のおまんじゅうです。
「せっかくだから、地元の食材を使わないともったいない」とは、代表の牧原京子さんの言葉。
そうおっしゃるだけあって、当然のごとくこの色も全て、地元の天然食材を活かしてのもの。着色料などは一切なし!
- 紫色 − ぶどう 中身 − こしあん
- 黄色 − かぼちゃ 中身 − ゴマ入つぶあん
- オレンジ − トマト 中身 − こしあん
- ピンク − 赤大根 中身 − 栗入こしあん
- 茶色 − 味噌 中身 − きな粉入こしあん
- 緑色 − ほうれん草 中身 − かぼちゃ入こしあん
- 白色 − 牛乳 中身 − 梅入こしあん
素材の味がしっかり出るように、かつ “おまんじゅう”として美味しく味わえるように、と繰りかえした試作は数えきれぬほど… よくぞここまでと感嘆するほど美しく、やさしい味わいの『七色(にじ)まん』をどうぞよろしくお願いします。
先日の田野畑流「おもてなし料理」コンテスト&博覧会では、来場者にこんな質問もしました。
「道の駅等で、ぜひ売って欲しい料理はどれですか?」
「一般展示部門」に出品された全41品目のうち最多票に選ばれたのが、コチラ。
ワカメの佃煮
出品者:佐々木 生子さん
「たくさん採れるときにまとめて作っておくと常備菜になる」そうで、佐々木さんのお宅ではこの時期、欠かせない一品だとか。
こちら「ワカメしゃぶしゃぶの季節です!」でもご紹介したように、ここ田野畑の「早採りワカメ」は天下一品!全国津々浦々のワカメ、昆布を食べてきましたが、贔屓目なしに、本当にウマいと思います。
が、困ったことに(惜しいことに!?)この田野畑産「早採りワカメ」、もともとが小さい田野畑村のごく短い時期にしか獲れないものなので、ほとんどが地元消費でおわっており、そとに出るときも「三陸産ワカメ」として他と一緒になって村外に流通しています。
せっかくの高品質、「これがワカメの本当のウマさか〜!!」というクオリティなのですから、それをブランディングしていかないのは宝の持ちぐされと言われてしまいますね。
今回、佐々木さんの「ワカメの佃煮」が「道の駅等で、売って欲しい料理 No.1」に選ばれたのも、そうした村民の想いを反映したものなのかもしれません。
他にも 田野畑流「おもてなし料理」コンテスト&博覧会、一般展示部門にはこんな料理が出品されました。
「一般展示部門」 出品料理 その3 〜 お菓子 篇
「一般展示部門」 出品料理 その1 〜 惣菜 篇はこちら
「一般展示部門」 出品料理 その2 〜 おつまみ 篇はこちら