先日お伝えした『今日も元気に「食改さんが行く!」〜 その1「おからケーキ」編』につづき、本日はレッスン2日目「かぼちゃと小豆のいとこ煮」編をお届けします。
第1弾『おからケーキ』編 はコチラ ↓
この料理は、昔から田野畑の特に山手エリアで食べられてきた料理の1つ。農作業の節目やハレの日はもちろん、日々の暮らしに根ざした郷土の味として皆で味わってきました。かぼちゃの煮汁をそのまま使ったまろやかな甘さがポイントです。
食改さんでは毎月1回(夏季を除く)、65歳以上の高齢者に手づくりのお弁当を届けているのですが、この『かぼちゃと小豆のいとこ煮』や『いもだんす』のような昔ながらの一品を必ず入れるようにしています。そうすると「懐かしの味」としてとても喜んでもらえるんですね。
かぼちゃと小豆のいとこ煮
1)白玉粉(200g)に水を加えて練り、団子状にして茹でておく
2)カボチャ(中1/2個)を適当な大きさに切って煮る
3)火が通ったら、別鍋で茹でておいた小豆(3合)を加える( 新しい小豆なら1時間程度、堅めの小豆なら2時間程度)
※適量の砂糖と塩を加えて、かぼちゃが柔らかくなる程度に煮る(目安として砂糖150g、塩大さじ1)
4)ゆでた白玉を加える
できあがり!
田野畑村では立派な大人の料理ですが、ちょっと甘さを効かせれば、子どもも喜ぶヘルシーなおやつにもなります。村の大人が昔を懐かしんで「いとこ煮、よく食べたなぁ~、食べたいなぁ~」というときは、そんな記憶が働いているのでしょうね。
食改さん出品の『イモの粉 鮭マヨ コロッケ』が総合グランプリを獲得した「田野畑流 おもてなし料理コンテスト」の模様(後編)はコチラ ↓