100%の満足度!田野畑村ランチバイキングにご注目を!

「道の駅たのはた」内にある思惟大橋レストハウスでランチバイキングを開催しました!
全国の農園レストランや産直施設などでのバイキングが評判を呼び、メディアで紹介されるのをチラチラ見かけますが、田野畑村でも出来ないのか… 量販店に大量出荷して、価格勝負をするなどは、小さな村にはムリなこと。でも、農産物のみならず、海産物や乳製品にも恵まれている村だからこそ、少量多品目を活かすランチバイキングは可能なのではないか… そんな思いからやってみました、実証試験。

いきなり通常営業の枠でやるのは怖かったので(昔、1度だけやったら「ムチャクチャ食べられて、ムリと思った」そうです)、今回は地域子育て支援センターさんとそこに通う若いお母さんたちのご協力をいただき、ヒッソリと開催しました(開催には「さんりく基金 地域コミュニティ再生支援事業」の支援を頂きました)

そうして実現した第1回目のテスト事業がこちら「おふくろの味 ランチバイキング」!

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(レストハウス店内の雰囲気にも合っているみたいですね)

気になるメニューは、全11品
まずは、暑くても涼しく食べられるようにと「サラダそば」
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栄養価もしっかり意識して、山菜、オクラ、なめこ、もやしなどが乗っているのがポイント。いかに食べやすいとはいえ、ザルそばやそうめんだけでは、体力が落ちてしまいますから、食べやすいけど栄養もしっかり、は嬉しいです。

つづいては「大根の梅しそ巻き」
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これも涼しげで食べやすいのに、夏バテ防止にはバツグン!梅のクエン酸効果に、赤シソ&大葉、大根という組み合わせ。抗酸化作用が高くアンチエイジング食として注目を浴びるシソをしっかり使ってくれています。美容と健康が気になる若いお母さんたちにピッタリです。

3品目が「小松菜とゆで玉子の辛子和え」
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これはまさかの味付けでした。小松菜の辛子和えはまだ分かりますが、そこにカレー粉と玉子。見かけからはその美味しさが分かりづらいかもしれませんが、参加者からは「小松菜の新しい食べ方発見!」「小松菜が苦手な私でもおいしく頂けました」などの声が寄せられ、人気投票 第3位に食いこみました。

4品目「揚げナスの南蛮漬け」
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「これはまぁ、ふつうの揚げナスね…」と油断したら、実においしい!聞けば、ナスは子どもの嫌いな食べもの上位の常連とか。ところがこの南蛮漬けときたら、「ナスが嫌いな私も大好きになれた」「本当に食べられないほどナスが苦手だったんですが、これだと食べられて自分でもビックリ!」との声が上がりました。

5品目「かぼちゃの煮物」
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これは“おふくろの味”の基本といっても良いでしょう。技巧を凝らした料理も時には良いですが、こうした“基本をおいしく”することがやはり大切なのだなぁ~ とあらためて感じました。

6品目「ズッキーニのステーキ」
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これまたビックリの料理でした。まるで“基本をおいしく”のお手本のように、どう見ても簡単、シンプル、“手抜き”さえ出来てしまいそうな料理ですが、ジュワ~とおいしいとでも言いますか、地味においしいのです。「もう感動しました!ズッキーニが食べられた!!」「簡単なのにおいしい。家でも作りたい」という声がやはり上がりました。

7品目「小丸おやき(挽肉と行者菜)」&8品目「小丸おやき(ナスの味噌炒め)」
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見かけは同じですが、中身が違います。1つは、「田野畑村のおいしい!を育む やまのひと。」vol.5 にご登場の畠山清一さんが作った「行者菜」入り。さっそくメニュー化してくれるスピード感がうれしいです。地場産のワカメも入っているのですが、「ワカメの香りがよく出てて1番好きです」とか「義両親にも作ってあげたい味でした!」というコメントが寄せられました。

「小丸おやき(ナスの味噌炒め)」は食べられない人が多かったようで、「見かけで分かるように2色に分けるつもりだったけど、間に合わなかった~ ごめ~ん」と畠山さんが謝っていました。生地にはイモの粉が使われています。1つは一般的なジャガイモを、もう一方には紫イモを使うことで2色に分かれるとのこと。
“小丸”(こまる)という名の由来については、コチラをご覧ください。「三閉伊一揆」の主導者の1人、佐々木弥五兵衛から来ているんですね。リンク先にはキレイに分かれた「2色の小丸おやき」も写っています。

そして、9品目「鶏肉のケチャップ煮」
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ゴロゴロと大きな鶏肉が出てきてボリュームたっぷり。あるお母さんが「子どもにも大ウケな料理ですね!」と言っていた通り、老若男女に好まれる、人気の家庭料理になりそうな1品です。

デザートまであるんです!10品目「蜂蜜のロールケーキ」
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レストハウスの代表・畠山さんの息子さんは、養蜂家であることもあり、生地にたっぷりと蜂蜜が練りこまれています。グラニュー糖の甘さを避け、ここでも体に良い蜂蜜を選ぶあたり、本当にレストハウスの皆さんの心遣いには感心します。

そして最後が、11品目「ミルクゼリー」
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いうまでもなく、地元村民が誇る「たのはた牛乳」を存分に使っています。トッピングのブルーベリーソースも当然のごとく田野畑産。よくぞここまで… という感さえしますが、主要食材をほぼ全部地場産にして、ここまで出来てしまうんですね! それでいて、子育てに忙しく、料理をゆっくりできない若いお母さんたちでも出来るよう、シンプルでおいしい品ばかり。

長くなってきたので、明日につづきます!

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